2013年9月23日月曜日

出ずっぱりの欲望


 世の中が豊かになると人々の欲求は外的条件を満足することに集中するらしい。だから、昔ならオバさんと呼ばれていた30・40代の女性も、見た目だけは随分若い人が多くなっている。逆に若い世代も、小学生なんてメイクなんかしなくても、そのものの若さだけで充分勝負出来る筈なのに化粧をする始末だ。オバさんが若く見られたいのは、当人たちの欲求に他ならないが、小学生がメイクをするのは他者の影響(大人たちのビジネスの都合)に拠るものが大きい気がする。 
 
 同時に、豊かさは人々を俳優にするらしい。確かに、某局で放送している一般人の日常を描いた番組は、そんな雰囲気を醸し出す。プライベードでは、一日中ふんぞり返って寝ていたい私にとってあのような世界観は俄かに信じがたい。
 一方で、世の中が不況になるとエロが蔓延すると言う話もある。ネットの世界で広がるそれは一昔前までは考えられなかったような刺激が無限に広がっており、少なからず私もその恩恵を受けています。
 
 このような二極化は、好・不況などと言った経済的な言葉に落とし込もうとすると全く説明が付かない。事実、これらは同時進行中だ。唯一言えるのは、人間の出ずっぱりの欲望が抑えのきかない所までいよいよ辿り着いてしまったことだろう。
 
 

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