2014年9月6日土曜日

高雄での個人的或いは一般的出来事

 約1年ぶりの高雄 in 台湾は相変わらずだった。ここに来ていつも感じるのは、私が小学生だった頃の雰囲気。かなり都会になったものの、素朴と言うか人間的と言うか・・・偏見ですが東京は人間自体も記号化されてしまい嫌な感じだ。毎日、ラッシュに揉まれている人たちの忍耐力に感服しますが、私は耐えられず大学を卒業した瞬間にそこからドロップアウトしました。
 一長一短あると思います。大都市のような流動性が無いとそもそも経済が成り立たないのも事実なので。ただ、無理してそれを回転させることに価値があるのか最近分からなくなりました。この点においても何の虚無感を感じずに動き続ける人たちに感服します。
 一括りに出来ませんが、私が関係する範疇の台湾は、何と言うかその日暮らしです。計画通りにやるとか、そもそも計画を立てると言う概念が無いのかもしれません。一応技術者なので予定調和に進まないことに、少し憤りを感じますがそれは日本の価値観に過ぎないのだと、我慢しています。て言うか、ここでは台湾ビールと一緒に飲み込んでしまえば、私も翌日にはすっかり忘れています(笑)。明日は明日の風が吹く。それはまさに、未来の希望に満ちた小学生(?)と何ら変わりは有りません。
 余談ですが、先月市街地で起こったパイプラインの爆発事故では、従業員は自分たちの工場のガスが漏れ出ていることに気が付いていたそうだ。だったら止めれば良いのに、単に臭いと言う理由で水を一生懸命まいていただけらしい。
 台風で飛行機が墜落した事故でも、台北から島へ向かう便が運行してるから、自分たち(高雄発)の便も問題無いと判断したそうだ。出発地が違えば、受ける風向きが変わることなど誰も考えなかったのだろう。未来に対する時間軸(意識)が欠けていることが、この二つの事例でも良く分かる。
  ただ、それでも私はこの国が好きだ。全てが画一化されて、がんじがらめになってしまうより、多少独りよがりでも自分たちが大切にする価値観を捨てない姿勢は(本人たちは何も意識していないと思うけど)学ぶところが有る。私はどっちつかずで生きていきます。

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